徒然記
百合とか漫画とか小説とか。雑多な話題を、つれづれなるままに。
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コトノハ・7

何があっても この腕がちぎれそうになっても
離さない 守るわ
ずっとふたりで生きてゆこうね
たとえあなたが 女に生まれていたとしても
私の心は
必ずこの場所 たどりついてるわ


「おなじ星」/Jungle Smile
作詞:高木郁乃
アルバム『林檎のためいき』収録




ブログ導入以前の徒然記でも紹介した曲なんですが、ネタがないのであらためて。
いや、「たとえあなたが…」のこの一節、私にとってはそのくらい強く印象に残っている歌詞なのですよ。
性別すら関係がないと言える、深い愛情と絆。こういう台詞が言えるほどの相手と巡り会えること。
いいな〜。憧れます。
…まあ、それはそれとして。
えーと…。この「あなた」が本当に女性だったら、というifの世界を想像してうっとりしてみるのは、百合好きとしてのの義務ですよね!?(台無し)
ラヴァーズ・キス
なんだかこちらの日記で指名されてるような気がするので(笑)取り上げてみたいと思います。
「ラヴァーズ・キス」(吉田秋生/小学館文庫)。
ただし映画版の方はまだ観ていないので、原作漫画の方を。実はこれ、このあいだ実家から回収してきた作品のひとつだったりします。ナイスタイミング。

鎌倉の高校を舞台にした里伽子と朋章の恋のお話…だとばかり思っていました。最初に読み始めたときには。
ですが、この二人の話はわずか二話で終わってしまいます。あれ?と思っていたら、次の話では里伽子と朋章の共通の知り合いである鷺沢くんが主人公に。しかも扉絵には何やら怪しげに絡んでいる学生服男子二名が…

実はこの作品、三部構成になっていまして、それぞれ男女、男同士、女同士の恋愛話になっているのです。すべてが同じ時間軸上で、登場人物も共通しています。つまり俯瞰的に見ると、
「里伽子と朋章を中心に同時進行する、錯綜したさまざまな想いを、三つの視点から描いた物語」
ということになります。(わかりにくい説明ですみません…)
なので、前の話ではチョイ役だった人の何気ない行動でも、次の話ではその裏に深い葛藤があったことがわかる、なんてこともあるのです。
このあたり、最初に「カリフォルニア物語」を読んだとき(大昔ですけどね…)から思ってることですけど、吉田秋生さんって本当に構成のうまい漫画家さんだな〜と感じました。

さて、第三部にあたる女の子同士のお話。
主人公は里伽子の妹・依里子。
彼女は姉の親友である美樹さんに、ひそかな想いを寄せています。
でも美樹さんが好きなのはたぶん…

「あたしいつも手の届かない人を好きになる
でもどうしようもないの
あたし 彼女に出会ってしまった」


それぞれに一方通行で、そしてそれを痛いほど自覚しながらも、相手を想い続ける彼女たちの姿が切ないです。

このお話、作品全体の最後を締める話とあって、朋章や里伽子の内面とも大きくリンクしていきます。
朋章の抱えていた秘密。
そして、嫌悪していた姉の素顔。
ラストシーンは、(おそらくは数年ぶりに)素直な会話を交わす姉妹の姿で閉じられます。
ええ、好きですとも。こういうシチュエーション。(笑)

ラヴァーズ・キス ラヴァーズ・キス
吉田 秋生 (1999/08)
小学館

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私、「好きな作品の映画化」にはあまり期待しない方なので、今まで観ていなかったんですけれど、どうやら映画もなかなかの出来なようなので、そのうち観てみようかと思っております。(←私信返し)
考えてみたら「ナチュラルウーマン」も「ルビーフルーツ」も「blue」も、映画は全然観てないなぁ。今度、百合映画まとめて鑑賞会でもしてみましょうか。……一人で。(淋)

そういえば川原泉さんの「笑う大天使」も映画化らしいですが……う〜ん、どうなんだろう?
アイビスと愉快な仲間達
すでに続編が出ている今頃になって、長らく放置していた「第2次スーパーロボット大戦α」アイビス編を再開。必殺武器使用時のアイビス、ツグミ、スレイの女性3人のカットインに燃えたり、アイビスを尋常じゃない目で見ているらしいイルイに萌えたりしておりました。

そんなイタイひとな私ですが、ゲームに没頭すると時間があっという間に過ぎ去ってしまうので困りものです。こういう「ファイヤーエムブレム」を祖とするシミュレーションRPGは大好きなんですが、最近の作品は一面をクリアするだけで3〜4時間もかかったり……私がヘタなだけかもしれませんが。
おかげで次の百合話の構想がちっとも進んでませんよ。(コラ)

ここ数年は余暇があんまりない日々なので、ゲームはほとんど放置気味だったのですが…せめてこのアイビス編だけは終わらせたいなぁ。
続編の「第3次」にもアイビス達は出てるようですね。…でも、さすがにそこまでは手を回せそうにないです。
しかし、見るからに漢!な感じだったこのシリーズにまで、百合(っぽい)要素が入るとは意外でしたよ。う〜む、昨今の百合ブーム、侮りがたし。
コトノハ・6

ああ
まぶしいね
まぶしいね
まぶしいね
雪の光はまぶしいね

雪の光は 銀色で
あんまり まぶしくて
涙が出る……

ああ
愉快だね
愉快だね
愉快だね



「銀のロマンティック…わはは」/川原泉
白泉社文庫『甲子園の空に笑え!』所収




この話は泣ける!なんて事前情報を得てしまうと、「ふん、そんなもんで泣くもんかい!」とか思ってしまうアマノジャクな私なんですが。
このシーンにはやられました。もう反則ですよ、これ。

レース中の事故でスピードスケートを断念した影浦忍と、その生来のがさつさでバレエダンサーを断念した由良更紗が、フィギュアスケートのペアを組むというお話。
技術はあるものの、優美さや叙情性からは程遠い二人。美的だの芸術的だのわかんねーよ!と悩みつつも初めての世界選手権へと挑みます。ですがその直前、影浦にまたも不運が…

カワハラ流の「世界は美しい」なのだと思います、この場面。
失意の底にある二人が、振り返って見たものは、雪景色の中で無邪気に遊ぶ子供達。
それは特別でも何でもない、どこにでもある路地のどこにでもある風景。
おまけに絵柄もギャグタッチで、けして美麗な絵というわけではありません。(失礼な;)
なのに…その平凡な光景の、なんて美しいことか。

「美」は、人や動物たちが生きてくところの、なんでもない場所に。
生きとし生けるもののまわりに。生きてく心のまわりに。
(由良父・談)
不携帯電話
先日、携帯電話を変えました。
Jフォンからボーダフォンに。
いや、まあ、機種変更しただけなんですけども。
というか、私が機種を変えるサイクルより電話会社の名前が変わるサイクルの方が早い、というのはどういうことなんでしょう?(※前回も前々回もそうでした;)
私、現在主流の折り畳み型があまり好きではないので、旧式のストレート型の電話を頑なに使っていたのです。ですが、さすがに3年以上使ってるとボロボロに。そんなわけでボーダフォンショップへと向かったわけなのですが。

店の人「どんな型がよろしいですか?」
私「折り畳みじゃなくて、小さくて軽くて丈夫なのがいいです」
店の人「…………(しばし絶句)…………えええええぇぇぇ〜〜〜〜!?」

いや…そんなに狼狽しなくても。
結局、私の要望に合う物はなくて、仕方なく妥協してスライド型の物にしたんですが。
これがまたごつくて重くて使いにくいんですよ!
軽量小型がもてはやされた時代は今いずこ?ってくらいに重いです。こんな重い物「携帯」したくないよ!と心底思ってしまいましたよ。
こんなことなら主義(と言うほどのものでもない)を曲げてでも、折り畳みのもっと軽いやつにしとけばよかったと激しく後悔。
なんだか携帯電話を持たずに出かけることが多くなりそうな予感です…

「最近は多機能なので少し重くなってますねー」
なんて店の人は言ってましたが。
テレビ受信機能なんて、まったくもっていらないんですけど…
同じ多機能なら、こんなのないですかね。

◎新登場!マッサージ機能付き携帯電話!
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……あったら買いますけど。
web拍手レス
9/17
こちらでは初めまして、ぢまみれメアリです。基本にして深遠(笑)の seeds1沙耶 が何とも言えず良い雰囲気で、心惹かれます。私の一番好きなお話の一つです。
こちらでははじめましてですね。お越しくださってありがとうございます!
「沙耶」は初めて書いた百合話ですので、自分としてはかなり思い入れがあるのですよ。でも今まで、この話が好きと言ってくださる人がいなかったので…出来はともかく、自分で気に入ってるんだからいいんだい!と開き直ってたんですが。(笑)
なので、一番好きなお話と言っていただけてすごく嬉しいですよー。
ぢまみれメアリさんのお好きな流血ものはあまりありませんが(←誤解を招く言い方だ;)、よろしければまたときどき覗きに来てやってくださいませ〜。
舞-乙HiMEとアクエリオン
「舞-HiME」の続編、というかパラレルストーリーらしい「舞-乙HiME」なんですが。主人公のアリカの声を担当するのが、デカレンジャーのウメコこと菊地美香さんだと知ってちょっとびっくり。
現在放送中の「ツバサ・クロニクル」で声優として活躍されていることは知ってたんですが、早くも話題作の主役とは大抜擢なんじゃないでしょうか。
「舞-乙HiME」、実はそれほど興味を惹かれてなかったのですが、だいぶ視聴意欲が上がりましたよ。ナツキとシズルもかなり重要な役で出るようですし。
しかし……あのー、放送予定に私の地域の局名がないんですけど…
お願いしますよT○Qさん…

私の所では今夜放送の「創聖のアクエリオン」第24話。百合展開ありとのことでちょっと期待してます。
もともと百合ありとの情報で見始めたんですけど、お馬鹿度8、シリアス度2って感じのトンデモぶりが癖になって、毎週観ております。
不動司令のありえないコスプレと、キャラクターデザインを変えてまる一話をまったく違う絵柄でやった回は、アニメ史上に残る迷(笑)シーンかも。
肝心の百合要素は、ごくたまーにつぐみが麗花に頬を染めながら迫るくらいだったんですが…さて、どうなりますやら。
終盤に来てシリアス度の上がっているストーリーがどうなるのかも楽しみです。
コトノハ・5

水(ミナト) 世界は美しいのよ
生命(いのち)は ただそれだけで美しいの

螢はそれを信じて
自分を信じて
今しばらく 世界を見つめていたいの

水 螢の声をきいて



『ジュリエットの卵』/吉野朔実
集英社ぶ〜けコミックス第5巻より
(現在は小学館より文庫版が発売中)




双子の兄妹でありながら、兄の水(ミナト)を「恋人」だと公言する美大生・螢(ほたる)。
様々な人達の中で、変化していく二人の関係。
父の不在。水だけを溺愛する、螢と同じ名を持つ母。その理由を知ったとき、水は…

そんな「ジュリエットの卵」のラストシーン。絶望に横たわる水に向けて語られる、螢のモノローグです。
「運命」よりも「意志」を選んだ螢の姿が、悲しくも美しい、吉野朔実さんの作品の中でも屈指の名シーンだと思います。
web拍手レス
9/11
キャラの会話が好きです!甘甘な話も読んでみたいです!!
キャラの会話というと、拍手画面のおまけのことでしょうかね?
えーと、かなりお馬鹿なものばかりですけど(汗)、楽しんでいただけたなら光栄ですよ〜。ありがとうございます!
甘甘な百合話は…大好きなんですけど、自分で書こうとするとなかなかうまくできないのです…。でもそのうちには、とてつもなく甘甘らぶらぶな話も書いてみたいです。それこそ、読んでる方が恥ずかしくなって、思わず途中でプラウザ閉じてしまうくらいのものを!(←それはやりすぎ)
また明日へと立ち向かうのさっ
実家から戻ってきました。
精神的にはかなりリフレッシュできた気がします。
ですが強行日程でちょっとへろへろだったらしく、録画していたビデオを観たり、持ち帰った懐かしの百合マンガを読み返したりしてるうちに、ひたすらに眠り込んでしまってました。あ〜、また今夜から仕事だー。わーい。(棒読み)

…選挙とか、「響鬼」のスタッフ交代とか、思うところはいろいろあるのですが、あまり楽しい話にはなりそうにないのでやめておきます。
(政治と特撮番組を同列に語るのもどうかって感じですが、根っこの所にあるものは同じな気が…)

そんなわけで(どんな?)こんなときには川原泉さんのマンガで和もう!と、実家から持ち帰った「銀のロマンティック…わはは」を読んでましたら……初めて読んだときと同様、大泣きしてしまいましたよ。わはは。

今回持ち帰ったいくつかの作品については、そのうち語れればいいな〜と思っております。
ひとすくいのきれいな水を
私、実家に帰らせていただきます!

先の台風、私の住んでいる辺りは大した被害はありませんでした。ちょっと離れた街では高速道路が崩落したりで大変だったようですが。
仕事はふつーにありました。(泣)
外はすごい暴風だし雨漏りはするしで、これ無事に帰れるのかいな?と思いつつ夜中まで仕事。でも幸運なことに、帰宅時間にはちょうど小康状態になっていたので急いで帰りました。
それにしても疲れましたよ…

というわけで、ちょっと実家に帰ってきます。一年ぶり。
仕事は休みを取りましたよ。…強引に。
「しんどい時は 無理しないで 潔く逃げちゃえ」

と、「ひみつの階段」の山口亜矢子先生も仰ってますし。

まあ実家に帰るのが気晴らしになるかどうかは微妙なとこなんですが。いい年してふらふらしてる身で、親と向き合うのはかなり気力が要ります。…私だけ?
とりあえず地元の友達と久しぶりに会えるのが楽しみ。
ついでに実家の押入れに眠っている百合物件(マンガやら本やら)も持って帰ろうかと思っとります。日曜には戻ってくる予定。
忙殺
じかんがない。ただのしかばねのようだ。

えー、職場の皆様。
わたくしはゆったりのんびりした生活を希望します…(涙)
台風接近中
また台風の季節がやってきましたよ。
私の住んでる辺りは今夜から明日にかけてが暴風域のようで。
これで会社が休みになるんならまだいいんですけどね…去年は、辺り一帯が停電して信号も街灯も消えてる中、うちの職場だけはふつーに仕事があったという…
う〜、また大雨の中出かけなくちゃいけないのか…(鬱)

アメリカのハリケーン被害はとんでもない事態になってるようですね…
特に西日本にお住まいの方はくれぐれも気をつけてくださいませ〜。
もてもてねーちゃん
「もてもてねーちゃん」(有元美保/竹書房バンブーコミックス)というマンガの第1巻を読みました。情報元は「百合な日々」さんだったかな?
なんだか姉妹ものの作品が続いてる気もしますが、きっと偶然です。(笑)

なぜか異常にもててしまう姉もてみと、そんな姉を護るうちに武闘派になってしまった妹ふつみ。そんなふたり暮しの大学生姉妹を中心とする4コママンガです。
そのまんまなネーミングからも推察されるとおり、かなり荒唐無稽なギャグが多いです。外では常に男たちに追いかけ回されるもてみが、家の中だとリラックスしすぎて2頭身になってたり、気弱なもてみの脳内に次々と別人格が発生して「分裂戦隊モテルンジャー」を結成したり。

百合っぽい所を探すとすれば。
普段は「あんな痛いキャラのどこがいいんだ?」とか言ってる妹ふつみが、他人に姉を悪く言われると逆上する所や、姉の理想のタイプが「強くて明るくてピンチの時助けてくれて私の料理を喜んで食べてくれる人」と聞いて、「……私じゃん(彼女はいらん!)」なんていう所が良いです。
ごくたまにしかない上に、百合というよりは微笑ましい姉妹という感じですが。

そんなわけで「面白いけど、百合としては…」と思いつつ。女友達がもてみにキュンとなってしまう展開とかあればな〜、などと邪な願望を抱きながら読み進めてましたら。
1巻の最後の方で、ようやくもてみにも女友達ができます。
その子・しまちゃんは、本好きで男の子と付き合ったこともなく「似たもの同士いい友達になれそう」と話しかけてきます。ですが…
今まで同性には嫉妬や意地悪をされるばかりだったもてみが、感涙している後ろでしまちゃん、ぼそりと。
「彼女は7人いたけどね…」
……ああ、生粋の人でしたか。(笑)

でもこのしまちゃん、もてみと仲良くなるうちに、邪念を持って近づいた自分に良心が痛んだりして、けっこういじらしいです。ちなみに好きな作家はサッフォーとジョルジュ・サンド。(笑)
※どちらも同性愛者。サッフォーはサフィズムの語源となった人。

いかんせん登場が遅いので(初登場時点で残り12ページ!)、しまちゃんの出番はほんのちょっとだけなのが残念です。でもこのままレギュラーとして出てくれるのなら、続刊も読んでみたいな〜と思いました。

もてもてねーちゃん 1 (1) もてもてねーちゃん 1 (1)
有元 美保 (2005/07/07)
竹書房

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