徒然記
百合とか漫画とか小説とか。雑多な話題を、つれづれなるままに。
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1リットルの涙
うつむいたまま
やむなく受け入れるのでなく
仰向いて 自分の意志で決めよう

顔をあげて
未来(まえ)を見て
自分で選ぼう


(第三章「決意」より)


「1リットルの涙」(原作・木藤亜也/漫画・KITA/幻冬舎バーズコミックススペシャル)読みました。
ひとつひとつの言葉が、仕種が、丁寧で想いに満ちた、紛れもなく紺野キタさんの作品でした。

難病に冒された少女の実話が原作ということですが、決してお涙頂戴な話にはなっていません。
その「悲劇性」を殊更に強調するのではなく。ここに描かれているのは、普通の少女が辛い現実を受け止めた上で、それでも未来へ進もうとする「意志」です。

「とても悲しい話」や「すごく可哀想な話」というだけでは、ほとんど涙腺を刺激されない私なんですが……こういう「深い悲しみや絶望に陥った人が、それでも必死に前へ進もうとする姿」にはじーんと来てしまいます。
この年の瀬に、読めて良かったと心から思える作品でした。

1リットルの涙 1リットルの涙
木藤 亜也 (2005/09/24)
幻冬舎

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さて、これから準備して、年またぎのお仕事に行って参ります。
それでは皆様、よいお年を。
年の瀬2005・続き
そのほかの漫画作品を、思いつくまま手短かに。

いおの様ファナティクス(藤枝雅/1巻/メディアワークス電撃コミックスEX)
何でもありな感じなドタバタコメディ調の、百合ハーレムな漫画。
こんな話が一般誌で連載できるようになるなんて、時代は変わったなぁ…と、感慨に耽ってみる百合好き歴ウン十年の私。
作者さんいわく「打ち切られても悔いの無い様に好き放題」やってる作品。まさにそんな感じです。(笑)
いおの様と絵兎(えと)との関係に焦点を絞った方が、百合的にはおいしくなると思うんですが、この先どうなりますか。

ぱりあんの園(イマイヒヅル/全1巻/ワニブックスガムコミックス)
表紙や帯の文句は正統派百合っぽいですが、中身はお色気スポ根百合ギャグ漫画。(なんだそれ) 絵柄も内容も人を選びそう。初読のときは「少女セクト」よりエロいんじゃないかとか思いました。(笑)
「いけない!ルナ先生」ですか!とツッコミたくなるような(って、わかる人いるんでしょうか…;)お色気描写はどうかと思いますが、終始一貫して百合話なのは貴重かも。後半はわりと王道な百合展開ですし。

さくらの境(竹本泉/1巻/メディアファクトリーMFコミックス)
百合百合でラブラブでぼーっとしたまんが。(←注・作者さん自身の言葉です;)
相変わらずゆるくてのほほんな(褒め言葉)竹本まんがです。
それにしても、本と猫に囲まれた多摩子おばさんの怠惰な生活って……嫉妬を覚えるほどに激しく羨ましいんですが!(←駄目人間)

貧乏姉妹物語(かずといずみ/1巻/小学館サンデーGXコミックス)
たぶん作者さんは百合として書いてるつもりじゃないとは思いますが…。
「らぶらぶなほどに仲のいい姉妹」に萌えられる人には、たまらない作品です。(笑)
以前書いた感想はこちら

もてもてねーちゃん(有元美保/1巻/竹書房バンブーコミックス)
4コマギャグとしての面白さは及第点かと。
今後のしまちゃんの活躍に期待。
以前書いた感想はこちら

[es]〜エターナル・シスターズ〜vol.2(アンソロジー/一迅社)
質的には「百合姫」以上な第2巻でした。続刊はあるんでしょうか…?
年の瀬2005
年末っぽく、今年読んだものを振り返ったりなんかしてみようかと。
ものすごく企画倒れになりそうな予感がしますけど。(汗)
百合を含む漫画作品で、印象に残ったものや、感想を書き損ねたものとかを。

回転銀河(海野つなみ/1〜4巻/講談社コミックスkiss)
もう何度も取り上げているので、過去の感想のリンクだけ。
1巻感想  2〜3巻感想  4巻感想
あまり褒めてばかりも何ですので……実を言うと、絵に関してはかっちりしすぎてあまり好みではないのです。
でも読んでいると、そんなことは全く気にならなくなるくらい引き込まれます。
全巻通して、切ない想いを描き出すのが非常にうまい作家さんだなあ、という印象を持ちました。

最後の制服(袴田めら/1巻/芳文社まんがタイムKRコミックス)
書いてませんでしたが、ちゃんと読んでます。というか、雑誌掲載時からチェックしておりました。
「魔女の毒薬」や「レンズの向こう」のラストで、ちょっと泣きそうになったのは秘密。
どうも私は、「叶わない想い」とか「届かない想い」、そして「それがほんの少しでも届いたと思える瞬間」という描写に弱いみたいです。

少女セクト(玄鉄絢/コアマガジンメガストアコミックス)
初読のときはそれほどではなかったんですが、何度か読み返すうちに面白いなと思うようになりました。台詞回しなんか、かなり凝ってると思います。
私としては、それぞれ独立した短編として読む方が楽しめるかと。シリーズの中ではちょっと異質な感じのする第六話とか、最後のおまけ話とか。
Hシーンにページが割かれるのは…掲載雑誌が成人向けである以上しょうがないですね。(笑)
続刊の「完結篇」(でいいのかな?)では、桃子と思信の関係がメインになるようなので、もう少し心情描写が増えてくれるといいな〜と思ってます。

え〜、他にもいろいろ書きたかったんですが、早くも力尽きてきました。(泣)
続きは次回…があるかどうかは謎です。
舞-HiMEコミックアンソロジー
一迅社から出ている「舞-HiMEコミックアンソロジー」1〜3巻、今さらながらまとめて読んでみました。
「[es]〜エターナル・シスターズ〜」や「百合天国」でも見かけた漫画家さんが多数参加。いくつかの百合サイト等で話題になっていたとおり、たしかに百合な話が多いです。

中でもあちこちで百合作品を描かれている寺本薫さん。三冊すべて参加しているのですが、三篇とも見事に静なつ話です。
1巻発売当時はまだ放映途中で、静留の正体は明かされてない頃だったようなのですが…1巻の他の作品には静留はほとんど登場していないような状況にもかかわらず、寺本さんだけは直球な静なつ話。この辺りはさすがと言うか。(笑)

3巻になると放映も終了した後で、本編の後日談的な話も見られます。
シスター姿の奈緒と深優の掛け合いとか、楽しくてお気に入り。


え〜、ここの所すっかり更新が滞ってます…
こんなしょぼいサイトなのに、毎日のように見に来てくれてる方、拍手をくれる方。ありがとうございます。支えになってます。
今日は今年最後の休日だったんですが、寒いのでほとんど引きこもってました。(だめじゃん)
唯一出かけた本屋で、探していたコミック版「1リットルの涙」を入手できたのが、今日の成果かな。(あれ? 大掃除とかは…?)
さて、明日からまたお仕事です。そして今年は、年をまたいでお仕事なのです…(落涙)
青い花
「青い花」第1巻(志村貴子/太田出版)、読みました。
15日の夜に探したときはどこにも見つからなかったこの本ですけど、昨日近くの明▲書店に行ってみたら、同出版社の「どうにかなる日々」1、2巻とともにプチ志村貴子コーナーができてました。ちょっと嬉しかったなー。
てなわけですかさず購入。

さて、内容についてはほとんど事前情報を仕入れてなかったので、勝手に「ほのかに百合っぽい話」かと思ってたんですけど。
いやこれはもう直球ど真ん中な百合作品ですね!
なんてったって、舞台は鎌倉のふたつの女子高ですよ?
第一話のサブタイトルが「花物語」で、第五話は「秘密の花園」ですよ?
帯の文句は「もし私の好きな人が女の子だったらどうする?」「胸キュン“ガール・ミーツ・ガール”ストーリー、待望の第1巻!」ですよ?

私、志村さんはどちらかというと「クセ球の変化球タイプ」の漫画家さん、という印象があったので、ここまでストレートな百合話だとは思ってませんでした。
(でも考えてみたら、一般の人にとっては、百合をテーマにした作品であること自体「変化球」かもしれないですね…。あと「ストレートな百合」ってのも、よくよく考えるとなんだか変な言葉です;)
とはいっても志村さん独特の味は、やはり健在です。でも他の作品よりも少し抑え気味、かな?

この1巻では、百合ならではの淡くて切ない心情描写が見事です。
背が高くて黒髪眼鏡で、一見「お姉さま」っぽいのに、実は泣き虫で甘えんぼな主人公・ふみちゃん。泣いたり照れたり、悩んだり焦ったりする彼女の表情が、いちいち可愛いです。
もうひとりの主人公・あーちゃんのまっすぐさも良いですね。

凛々しい杉本先輩が、時折見せる諦観にも似た表情もすごく切ないですし、どこか薄幸そうな京子ちゃんの今後も気になります。
複雑に錯綜する関係、そしてふみちゃんの想いはこれからどこへ向かうのか。
この先の展開が、非常に楽しみです。

青い花 1巻 青い花 1巻
志村 貴子 (2005/12/15)
太田出版

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愚痴日記になりかけてる
またまたお疲れモード中なのです。皆様ごきげんよう。
頭も身体もぐったりしてます。ぐったりしてたら休日もあっと言う間に終わってしまいます。(悲哀)
なんでしょうコレ? 年末進行?(たぶん違う)

12月中に書きたい話があったんですけど…
現在ツンデレならぬシンデル状態なので(寒)無理そうかも。

あと、今年から神経痛持ちになった身には(ヘルニアによる坐骨神経痛)冬の寒さは例年以上に厳しいということを、その日私は知りました。
またひとつ利口になりました。
でも嬉しくないです。(←壊れ気味)
コトノハ・12

『恋』は瞬発力。
相手の愛情、時間、興味、肉体、その他あらゆるものを自分に向けたい、手に入れたいというパワフルな欲望。
『愛』は持続力。
相手に何かしてあげたい、優しくしたい、助けたい、守りたいというパワフルな感傷。


「恋愛的瞬間」第5巻(吉野朔実/集英社マーガレットコミックス)
 カバー見返しの「作者コメント」より




今回の引用は作品本編からではないんですが…
埋もれさせるには惜しすぎる、名言だと思います。
「パワフルな感傷」という表現が、何ともいえず良いです。

恋愛的瞬間 (5) 恋愛的瞬間 (5)
吉野 朔実 (1998/12)
集英社

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ホンを求めて
寒いです。雪が降ってます。

紺野キタさんがKITA名義で描かれた新刊「1リットルの涙」(原作:木藤亜也/幻冬舎バーズコミックスペシャル)を探しているんですが、どこの書店でも見当たらず。Amazonでも4〜6週間待ちになってますし…
原作のお話はドラマ化もされ現在放送中、というわけでかなり売れているのか、それとも発売部数が少なめなのか…(その両方な気がしますが;)

12月15日発売予定の「青い花」(志村貴子/太田出版)も、今年最後の百合物件?ということで楽しみにしているんですが、こちらも店頭で買えるかどうか微妙かも。
うーん、また本屋さんをはしごすることになるのかなぁ。寒い時期は結構ツライんですよね…
続・嘆きの冬&はやて
えー、今年もまた、まともな正月休みが無いことが判明いたしました。それどころか、職場で年明けを迎えそうな雰囲気です。わーい、たのしーなー(棒読み&目虚ろ)

「はやて×ブレード」ドラマCD、キャストが決まったようですね。
じゅんじゅんが聖さまで、わんこが志摩子さんかぁ。
購入するかどうかはまだ思案中ですけども。
そろそろアニメ化されそうな気もするんですけどね〜。
同じ雑誌の「かしまし」の方が先にアニメ化されるとは意外でした。(原作者の力、なのかな…?;)

ところで、はやてのコミックスの表紙って、はやてと綾那が(というかはやてが無理やり?)1・2・3と、その巻の数字を形作ろうとしてるように見えるんですが…
この先、はやてがどんな無茶な体勢になっていくのか、実は密かに楽しみだったりします。
嘆きの冬&私信
休日って、なんでいつもこんなに時間が経つのが早いんでしょうか…
欲しかった本がちっとも見つからないので、ヤケになって押入れの中の本をいろいろ読み返していたら、それだけで休日が終わってしまいましたよ。(泣)

あぁ鈍色の冬空が重いゼ…

以下、匿名でメールをくれた方への私信です。
web拍手レス
12/2
葵芹の続きを楽しみにしています。足跡が消えてると思いますが、ずっと心待ちにしていた者です。
楽しみにしていただいてありがとうございます!
今回の話は、満足してもらえたでしょうか…? かなり不安ですけども。
続きは…ストーリー自体はほぼできているのですが、まとめるのになかなか骨が折れそうな感じです。どうか気長にお待ちくださると幸いです。

それと「足跡が消えてる」 というのは…すみません、よくわからないのですが、「ブログに書き込んだコメントが消えている」ということでしょうか?
それとも「web拍手のメッセージが届いていない」ということでしょうか?
後者の方ですと、先日web拍手のバージョン変更に伴い、拍手ボタンを設置し直した際の不具合かもしれません。
(また、公式サイトによると「11/30 15:30〜16:30頃、一部のユーザー様において一言メッセージやお礼画面が文字化けする不具合が発生していました」とのことです)
もしこちらの不備によるものでしたら、お手数ですがご一報いただけると助かります。

なお、トップページのメールフォームからも匿名でメッセージを送れますので、拍手メッセージが送れない、長文を送りたい、等のときにはよろしければご利用くださいませ。
web拍手レス
11/30
様々な難関にぶち当たっていたようですが、もう抜け出せましたか?葵芹待ってました!更新ありがとう♪
いえいえ〜、こちらこそありがとうございます♪
ほんとにお待たせしてしまいました。「〜夜の獣〜」が7月末だったので、「コミック百合姫」以上に間が空いてますね…
11月中は諸々の事情で、体調が回復しなかったり頭がどんよりしてたりでしたが、なんとか抜け出せた感じです。いくらかまともな文章が書けるようになりました。(笑)
葵芹の続きは…えーと、次の百合姫より先に更新…できるかなぁ?(弱気)

12/1
待ってました!面白かったです
ありがとうございますー!
面白かったと言っていただけてほっとしました…一ヶ月の間あちこち手直しするうちに、自分でも何がなんだかわからなくなりかけてましたので。(汗)
この一言を、また次の話を書く励みにさせていただきます。(ぺこり)
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