徒然記
百合とか漫画とか小説とか。雑多な話題を、つれづれなるままに。
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ことゆいジャグリング
『ことゆいジャグリング』(岬下部せすな/全1巻/芳文社KRコミックス)、読みました。
対人恐怖症ぎみで友達ゼロな女子高生・唯と、サーカス一座と共にやって来た女の子・小鳥との友情話。とはいっても基本はコメディな4コママンガです。

ことゆいジャグリング (まんがタイムKRコミックス)ことゆいジャグリング (まんがタイムKRコミックス)
(2007/04)
岬下部 せすな

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屈託なく積極的に接してくる小鳥に対して、最初は腰が引けながらも、少しずつ心を開き変わっていく唯。そしてそれは、唯をライバル視するクラスメイト・ひるね(やっぱり友達いない)をも巻き込んでいきます。
だけど小鳥は、世界中を公演して回るサーカスの一員。となると必然的に「その日」はやってきて……

えーと。恥ずかしいんであんまり言いたくないんですが。
ラスト近くを読んでてちょっと泣いてしまいました…。
ああもう、こういう「他人とうまくコミュニケーションが取れないキャラクター」って感情移入し過ぎてしまうんですよ。いまだに。
相手との距離の取り方がつかめないとか、体育の授業で「ペアになって」と言われるのが拷問なみの苦痛だとか、反応に困ると気持ちをシャットアウトして逃げてしまうとか……どうにも身に覚えのある節が多すぎて、堪らないものがあります。

タイトルにジャグリングと付いてる割りには、サーカスならではの芸にちなんだ話はほとんどなかったりして、もう少し中盤のエピソードが欲しかったなあという気はしますけども。
シンプルながら(というか4コマであまり複雑な話をされても困りますが)友情ものとしてはよくまとまった一冊だと思います。
待ち合わせ
「弥生のやつ、自分で呼び出しといて遅れるなんて……あ。来た」
「五月〜! おっ待たせー!(満面の笑み)」
「反省の色ゼロね……」
「五月に早く会いたくて、ありえないスピードで全力疾走してきちゃったわ! これが愛の力なのね!」
「いや、そんなのいらないから。普通に時間通り来なさいっての。まったく待ちくたびれたわよ」
「え……ええええええっ!?」
「な、何よ?」
「たたた大変! すぐに五月の胸をマッサージ治療してあげなくっちゃ!(がばっ)」
「うわっ! い、いきなり何するのよ、あんたー!(ばしーん)」
「(ひりひり)うう……ひどいわ。人の親切に対してこの仕打ち……」
「往来の真ん中で他人の乳を揉むのが、何の親切なのよ!?」
「えー? だって五月が『ちくび垂れた』なんて言うからさぁ……」
「弥生……治療が必要なのは、あんたのこの耳の方みたいね(ぎりぎり)」
「いたた! 痛いってば、五月。この手のプレイはもう少し優しく…!」
「ああ……あたしは、なんであんたと友達なんだろ……」
鬼太郎妖怪占い
ぬりかべでした。

妖怪はもうひとつのあなたの姿。あなたの妖怪を占おう。
映画「ゲゲゲの鬼太郎」特集公開中!

ガンコでのろまで役立たず…。
当たってる気がするので何も反論できません。
ああ、そうともさ! できることならいつでもどこでも、腹の足しにもならないような役に立たないことばかり考えていたいのさ!(開き直り)
seeds25、UP
サイトにて、seeds25「芹奈〜闇の彼方〜弐」をUPしました。実に3ヶ月ぶりの更新です。
葵、半年ぶりのお目覚め。そして初めて男性キャラクターを書きました。
続きはできるだけ早く書きたいな〜とは思っております。
邪眼は月輪に飛ぶ
藤田和日郎さんの「うしおととら」という漫画が大好きです。
手塚治虫作品などの古典的名作を除けば、最も好きな少年漫画と言っていいかもしれません。
その藤田さんが初めて青年誌で描かれた漫画『邪眼は月輪に飛ぶ』(じゃがんはがちりんにとぶ/全1巻/小学館ビッグコミックス)を、読みました。

邪眼は月輪に飛ぶ 邪眼は月輪に飛ぶ
藤田 和日郎 (2007/04/27)
小学館

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見ただけで生物を殺してしまう「邪眼」を持つ謎のフクロウ・ミネルヴァ。
かつて一度はそのフクロウを撃ち落とした老猟師・鵜平。
米軍の捕獲から逃れ、日本に舞い戻ったミネルヴァが東京を壊滅させたことから、米軍や鵜平の娘・輪(りん)を巻き込んだ両者の死闘が、今ふたたび始まる――てな感じのお話です。

青年誌掲載ということで、主人公は少年ではなく、齢70を越える老人。ですが熱い展開は、少年誌での藤田節そのまんまです。
途中出てくるチョイ役の軍人やスナイパー達のキャラクターには、「あまりにベタすぎるんじゃ…」なんて思った部分もあるんですが、そういうベタな「わかりやすさ」もこの人の持ち味のひとつですし、何よりクライマックスでの鬼気迫る絵の迫力が、それらを帳消しにしてくれます。

おどろおどろしい異形の存在や、ドロドロした情念や怨念。
そういったものを描きながら(そしておそらくは作者さん自身、そういったものにどうしようもなく惹かれながらも)、根っこのところでは、人間のまっすぐさを強く強く信じてる。
その熱い想いが直接伝わってくるような作風は、一見異端に見えて、その実はまさしく「少年漫画」の王道を行く漫画家さんなんじゃないかなと思います。
そんな藤田和日郎さん、今度は「モーニング」で連載開始とか。こちらも期待したいです。

それにしても、このミネルヴァというフクロウ。日野日出志さんの描く恐怖漫画の登場人物みたいなブキミ顔(目が異常にでかい)なんですけども。
にもかかわらず、なぜか時々妙に可愛く見えてしまうのは、いったい何故なんでしょうかね…?(笑)
日常に潜む恐怖
吉田秋生さんつながりで、「BANANA FISHを百合として読む!」という、アホ全開な記事を書こうかと思ったんですが、すぐに挫折しました。
そのうち書いてみたいような、やめといた方がいいような。

今朝、近所を歩いていたら、とある家の軒先に「猛犬注意」のプレートがありまして。
それだけならよく見かけるものなんですが、その隣りにもうひとつ似たようなプレートが。そこにはこんな文字が。

「犬にかまれても一切責任は取りません」

……すごいなあコレ。自分ちで飼ってる犬なのに、一切責任取らないって…。
いや、暗に「セールスマンお断り」って言いたいだけだろうことはわかるんですけども。
そのうち「息子に刺されても一切責任は取りません」なんてプレート出ないかなとか思ってしまいました。これなら怖さがより引き立ちますし。

怖いといえば、昨日鍼灸院の待合室で見たテレビCMも怖かった。
焼肉のタレか何かのCMで、キリンとかパンダとか、草食動物の被り物をした役者さん達が焼肉を食べるというCMなんですが。
「笹より肉の方がおいしー!」
「もう草食動物やめちゃおうかなー!」

なんて台詞に、「何このCM…怖っ!」とがくぶるしてしまいましたよ。頭の中では「牛を襲って貪り喰らうキリンやパンダ」という、世にも恐ろしい構図がぐるぐると。
このCM作った人は、これを不気味だと思わなかったんでしょうか。

まだまだ世の中には、恐ろしいことが平然と転がってますね……


芹奈編の続き、ようやく完成。長かった…(話は相変わらず短いんですが)
今週末までにはUPしたいと思ってます。
蝉時雨のやむ頃
吉田秋生さんの最新刊ということで読んでみた「蝉時雨のやむ頃」。
決して「せみしぐれのむ頃に」ではありません。もちろんホラーでもありません。お間違えなきよう。(誰も間違えんて)

「海街diary1」というシリーズタイトルがついていまして、鎌倉を舞台にとある三姉妹(のちに四姉妹)を中心にした、ゆるやかでやさしい三篇の物語が収録されています。

海街diary 1 蝉時雨のやむ頃海街diary 1 蝉時雨のやむ頃
(2007/04/26)
吉田 秋生

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帯には「吉田秋生が新境地に挑む」なんて書いてあるんですけども……もともと作者さんはこういうお話も描く人で、別に新境地というわけではないような。「BANANA FISH」以降のハードアクションの印象が強すぎるんでしょうかね。

鎌倉が舞台ということで「ラヴァーズ・キス」の世界とも繋がっていて、メインキャラの一人である朋章や、さらには美樹さんの弟なんかも登場。
といっても「ラヴァーズ・キス」の数年後のお話…ではなく、あの話よりちょっと前という設定のようです。なので併せて読むと、時代背景や流行・風俗が妙にズレてしまってる気がするんですが、そこはご愛嬌かと。
(「ラヴァーズ・キス」は12年前の作品ですしね…)

ともかくも相変わらず構成力は見事で、手堅く、安心して物語世界に没入していけるような作品でした。シリーズとしてはこの先、「ラヴァーズ・キス」のように様々な視点から語られる群像劇になっていくのかも。
個人的には、なぜか長女のさち姉(通称シャチ姉)に心惹かれてしまうんですけど。彼女が主役の話も読みたいなあ。

それにしても、私の好きな漫画家さんたちのほとんどがあまり新作を描かれなくなってしまった昨今、吉田秋生さんだけはずっとコンスタントに描き続けてくれているのは嬉しいところです。
駄目カンタービレ
休みボケですっかり呆けていた頭も、どうにかまともにモノを考えられるくらいに回復してきましたよ。というか、連休明けの忙しさで、否が応でもそうならざるを得なかったんですけども。
過度な自由って、人を駄目にしますね。
……いやごめんなさい。確実に私が駄目なだけです。

休みの間に、いちおう芹奈編の続きも書き進めてみまして。
煮詰まってた辺りもなんとか形になってきました。まだもう少しかかりそうですが。

読んだ漫画メモ。百合じゃないものばかり。

『蝉時雨のやむ頃』(吉田秋生/小学館フラワーズコミックス)
『Dark Seed』第2巻(紺野キタ/幻冬舎バーズコミックス)
『おひっこし』(沙村広明/講談社アフタヌーンKC)
『レッツゴー武芸帖』(よしもとよしとも/双葉社アクションコミックス)

紺野さんのサイトに、「Dark Seed」は全3巻予定とあったんですけど、これほんとに3巻で終わるのかなあ…?
五月病進行中
久しぶりの大型連休に、だらけ過ぎて体調崩した阿呆がひとり…。
つくづく馬鹿だと思います。
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