徒然記
百合とか漫画とか小説とか。雑多な話題を、つれづれなるままに。
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逢魔の時間
ああ、やっぱり「百鬼夜行抄」は面白いなあ。
と、文庫版最新刊の9巻(今市子/朝日ソノラマ)を読み終えて、さらにその勢いで過去の巻を引っ張り出して読み耽っていたら、なぜか不思議なことにいつの間にか一日が終わっていました。
お、おかしいな。こんななはずでは。他にいろいろやることもあったはずなのに…。

…「魔にたぶらかされる」って、こういうことなのですね。(たぶん違う)
百合姫S
コミック百合姫Svol.1、読みました。

コミック百合姫S (エス) 2007年 08月号 [雑誌] コミック百合姫S (エス) 2007年 08月号 [雑誌]
(2007/06/18)
一迅社

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百合作品の実績ある作家さんを総ざらいして集めてきたような強力な執筆陣だけあって、どの作品もそれぞれに楽しめました。
全体的にはやはり、百合姫本誌よりもライトで、肩の力を抜いて読める感じ。こちらの方が、本誌よりも一般受けはしそうな。

以下、いくつか気になったものをピックアップして一言感想を。
8時で閉店
例によって、まだ百合姫Sは買えてないわけですが。
近場に遅くまで開いてる書店が皆無なのは痛いです。以前住んでたY県某市(かなり田舎)でも、10時までは開いてたのになあ…。

あちこちの感想を見るに、やはり本誌よりもライト系、そして青年漫画寄りなラインナップになっているような。私個人の好みとしては、甘さの中にも苦さ切なさのある百合話がいちばん好きなんですけども。
でも気軽に読める百合も、たまにはいいかもしれません。特にここ最近は、どうにも潤いのない日々が続いておりますんで…(涙ほろり)
狐とアトリ
『狐とアトリ-武田日向短編集-』(武田日向/角川コミックスドラゴンJr.)を読みました。
大きな神社に住まう巫女姉妹と化け狐との因縁話「狐とアトリ」、
入院先で出会った内向的な少女と明るい少女との友情話「ドールズ・ガール」、
そして「やえかのカルテ番外編」、
の三篇が収録されていて、そのどれもが女の子同士の関係を主軸に据えたお話でした。

狐とアトリ―武田日向短編集 (角川コミックス ドラゴンJr. 111-1)狐とアトリ―武田日向短編集 (角川コミックス ドラゴンJr. 111-1)
(2007/06/09)
武田 日向

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この作者さんの作品は「やえかのカルテ」の表紙絵しか見たことがなかったので、典型的な萌え絵の漫画なのかな〜なんて先入観があったんですけども。
実際に読んでみると、非常に美麗な絵で驚かされました。しかも作風に合わせてタッチを変えていたりして、絵の技術は相当に高そうです。
(「狐とアトリ」はいかにも伝奇物語風に、「ドールズ・ガール」はお洒落な少女漫画風にと、かなり絵柄が違ってます。芸が細かい!)

お話の方も、女の子同士の友情や絆が丁寧に描かれていて堪能できました。特にラストシーンは三篇とも爽やかで美しく、後味の良いものになってます。
そのものずばりな百合描写があるわけじゃないんですが、その後の二人の関係をいろいろと妄想してみたりするのも楽しいかも。
コトノハ・34

「俺 コンプレックスの強いばかって嫌いよ!!
 ばかが暗くてどーする」


少年は荒野をめざす/吉野朔実
集英社ぶ〜けコミックス『少年は荒野をめざす』第3巻より




小林君! あんた最高だよ!
(注:酔ってます)

少年は荒野をめざす (3) 少年は荒野をめざす (3)
吉野 朔実 (1995/07)
集英社

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夢のまにまに
実家の裏庭に、ドーベルマンに似た獰猛そうな黒い犬が迷い込んでくる…という夢を見ました。
しかもその犬の首は切断されていて、皮一枚でつながっているという、かなりホラーな光景。なのに夢の中の私はなぜかそれを怖いと思わずに、「ああ、かわいそうに…」とかのんびり思っておりましたよ。変。
父が躍起になって威嚇してみても、犬は動じず。そこで私が、人に話しかけるように「説得」してみると、あら不思議。犬は言葉を理解したかのように何もせずに帰って行ったのでした。
…あらためて思い出してみると、めちゃシュールな夢だなあ。

その後坂道を歩いていると、背後から「とらのすけー」と呼ぶ声が。
見ると、若い母親らしき女性を伴った小さな男の子が、いなくなったペットを探しているらしく。
鳩が多く居たんで「…とらのすけって、伝書鳩か何か?」なんて思っていたら、ほどなくして見つかったそれは、彩り豊かなオウム(九官鳥?)でした。
こいつがとらのすけかー、などと訳もなく感心していたという…よくわからない夢。

…疲れてる時に見る夢って、ほんとになんだかよくわかりません。
コトノハ・33

大人だと思って甘く見るなよ
子供が育っただけなんだからな


少年は荒野をめざす/吉野朔実
集英社ぶ〜けコミックス『少年は荒野をめざす』第5巻より




ひたすら増えていく仕事に頭を抱えてたり、実家へ顔を出したりしてたら、いつの間にか一週間が過ぎていましたよ。なんてこったい。

もうすっかりいい歳なので、「大人」について考えてしまうこと、考えざるを得ないことが、よくあります。
今の自分の年齢って、子供の頃には「想像もつかないほどのオトナ」な年齢だったはずなんですけどね。……なんでこんななっちゃったかな。
外見だけが大人になって(「老けて」とも言う)、中身は高校生の時分からほとんど変わってないような。こんなになんにも変わらないままこの歳になるなんて、思ってもみませんでしたよ。ほんと。

引用したのは、作中に登場する30歳の評論家・日夏さんの台詞。
この台詞そのものの大人げなさ、子供っぽさが素敵です。(笑)
でもこういう台詞を、開き直りでなく平然と言ってしまえる所が、逆に「大人」を感じさせられるという不思議。
自分の幼さ、子供っぽさをそのままに肯定することって、大人にしかできないことだと思いますし。
……ううむ、私はやっぱり、いつまでも大人になれないなぁ…。

少年は荒野をめざす (5) 少年は荒野をめざす (5)
吉野 朔実 (1995/08)
集英社
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