徒然記
百合とか漫画とか小説とか。雑多な話題を、つれづれなるままに。
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青い花3
一年に一度のお待ちかね、「青い花」の3巻をようやく入手。
あーちゃんかわいいなあーちゃん。

青い花 3巻 (Fx COMICS) 青い花 3巻 (Fx COMICS)
(2008/03/20)
志村 貴子

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相変わらず、じっくりと丹念にキャラクターの心情が描き出されてます。
ただそのせいか、物語そのものがなかなか進展せずに、ちょっともどかしい気持ちになったりもするんですけども。
もうこれは、ストーリーを性急に追うタイプの作品じゃないと割り切って読むべきなんでしょうね、きっと。こうなったらとことん付き合いますよ、何年でも!

内容としては、京子と許婚の康ちゃん、そして杉本四姉妹の話が中心になってます。百合的においしいシーンは、やや少なめかも。
でもラストの数ページ。胸の奥でざわめき始めた嫉妬心を自覚するふみの表情は、なんともたまりません。なんでこんな表情が描けるんだろうと思ってしまうくらい。
そして、そんなふみとは対照的に、まっすぐゴーな天然元気少女のあーちゃん。
この巻でも、コロコロと変わるいろんな表情を見せてくれて楽しいです。盗み聞きを見つかって動揺しまくる顔の崩れっぷりとか、杉本先輩に困らされて饅頭みたいなふくれっ面になってるとことか。可愛いすぎる。
少女期のイノセンスを象徴するかのような彼女ですけど、これから先どう変わっていくのか(あるいは変わらないのか)とても気になるところ。

それから今回は、おまけマンガ「若草物語」も充実。計3篇が収録されていて、特に2巻の続きとなる「織江さんと日向子さん」は全16ページと読み応えがあります。
二人の卒業後を描く、『どうにかなる日々』の百合エピソードを彷彿とさせる大人の百合話。ラスト1ページのちょっとしたどんでん返しにしてやられました。…お見事!
はやて×ブレードMAD
ネット上の動画をぼけっと見ていたら、はやて×ブレードの動画を見つけました。
ゆかり&槙ペアにスポットを当てたものなんですけど、やたらとかっこいいんで貼ってみます。

YouTube:【MAD】はやて×ブレード(※音量注意)

アニメーションを編集したものもいいけど、こうやって漫画の名場面や台詞を音楽と組み合わせたものも、いかしてると思う。
デザインや編集のセンスが皆無な私なんで、こういうの見るたびに感心してしまいます。
ネムルバカ
現代の日本で、自他共に最もモラトリアムが許されるのって、やっぱり大学生の時期だろうなと思います。
そんなわけで、石黒正数さんの「ネムルバカ」を読みました。
どう見ても安アパートにしか見えないオンボロ女子寮で(ちなみに名前は冴羽女子寮…ってシティーハンターか!)同室になった先輩と後輩、二人の女子大生のお話。

ネムルバカ (リュウコミックス) ネムルバカ (リュウコミックス)
(2008/03/19)
石黒 正数

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目標が見つからないのって、もどかしい。
目的を見失ってしまうのって、つらいです。
パンクバンドのボーカリストとして成功を目指すも、分厚い壁の存在を感じ始めてる先輩。
特に熱中できるものもなく、そんな先輩を時々遠く感じてしまう後輩。

懸命に掘って掘って、ようやく少しへこんだかなと思えた壁。ところがいつの間にか、その隣りには誰かがお膳立てしたドアが用意されていて。
そしてやってくる別れ。
ドアの向こうは成功と言う名の通路。だけどそれは、他人が用意したトンネル。他人が敷いたレール。自分ではもう、進路を選ぶことはできない道。

(こんなことするために 私のこと置いてけぼりにしたのかよ…!!)
本当に遠くへ行ってしまった先輩に、苛立ちと悲しみを覚える後輩。
そんな後輩へ向けて、先輩が取った行動は。

とまあ主軸のストーリーだけ抜き出すと、なんだか暗めの話みたいですけども。
全編に、二人のぐだぐだで阿呆な日常が溢れていて笑えます。何気ないひと言でレズ疑惑をかけられる先輩とか、突如「キレる若者」と化す後輩とか。
でもやっぱりラストの、二人の絆を感じさせるシーンはとてもいいんですよね。

作者の石黒さんはデビュー作でも「悪の組織が壊滅して、目的を見失った変身ヒーローの苛立ち」をギャグを交えて描いてました。(短編集『Present for me』に収録)
そういう「もやもや感」を懐かしく思える人、あるいはまた、今も抱え続けてる人には、この「ネムルバカ」も共感できるものがあるんではないかと。

それからこの記事、いちおう女性同士の絆がメインとなってる作品ということで、百合のカテゴリに入れてしまいましたが。
かなり強力なフィルターと妄想がないと百合には見えないかと思われますんで、その点ご注意を。紛らわしかったらごめんなさい。
(本・漫画【百合?】ってカテゴリ作った方がいいかなぁ…)
恋愛ラボ
宮原るりさんの「恋愛ラボ」第1巻を読みました。
「マルスのキス」が、石膏像とキスする優等生を目撃したことから始まる女子高生の話なら、こちらは抱き枕のダッキー君とキスしてる生徒会長を目撃したことから始まる女子中学生のお話。
その後の展開は、似てるようでだいぶ違いますけれど。

恋愛ラボ1巻
恋愛ラボ 1 (1) (まんがタイムコミックス)

そんなわけで、基本的にお馬鹿でコメディな4コマ漫画です。
舞台は女子中学校。美人で有能、周囲から「藤姫様」と慕われる生徒会長マキ。活発で男前、周囲から「ワイルドの君」という、かなり恥ずかしい名前で慕われている(でも本人気づいてない)リコ。
そんな二人がひょんなことから、生徒会室にて秘密の「恋の特訓」を始めることになって……というお話。

序盤、マキがリコを恋人に見立ててデートの練習をする辺りでは、思わず百合な展開にならないかと期待してしまったんですけども。あまりにアレな妄想を繰り広げるマキにリコが振り回されるばかりで、あまりそういう雰囲気にはならず。…惜しい! (コメディとしては充分楽しいですが)
その代わりにというか、二人の間に芽生え、少しずつ深まっていく友情描写は、なかなか見せてくれます。

あまりに有能すぎるマキが、「ひとり生徒会」状態になって孤立してしまっていること。離反していった元会長が彼女を快く思っていないこと。
お馬鹿な話の合間にもそういった事実が判明していき、終盤ではマキとリコ、二人の立場も危機に晒されていくことになります。

この作者さん、「となりのネネコさん」や「みそララ」でもそうでしたけど、女の子同士の素直じゃない友情を描くのがうまいなあと思います。
表面的にはきついことばかり言ったり、あるいはからかってばかりいても。本当は心の底では、相手のことをとても大切に思ってる。
そのことがわかる一瞬。その一瞬の描写が、場面としてはそう多くないだけに、油断して読んでるこちらのツボを思いがけず突いてきてくれます。

マキを思うリコの気持ちもいいし、敵役(?)の元会長と元会計の関係も良いです。
ずばり百合とは言い難いですけど、女の子同士の「あからさますぎない友情」に萌えられる方にはおすすめ。
web拍手レス
3/16
是非次回作をぉ
す、すみませんっ。全然更新しなくてすみません! こんな私でごめんなさい!(某加賀愛さんぽく)
ぼんやりと書きたいなあと思う話はいろいろあるんですけど、なかなかうまく形にできないでおります。それでもまだ新しい話を書くつもりはありますので、どうかあまり期待せずにのんびり待ってくださるとありがたいです。
マルスのキス
以前このへんで感想を書いた短編小説「マルスのキス」の漫画版が出てたので、読んでみました。

マルスのキス (PIANISSIMO COMICS)マルスのキス (PIANISSIMO COMICS)
(2008/02)
岸 虎次郎

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小説版を読んだ時には、なんだか初々しさのようなものさえ感じた、なんて書いたわけなんですけども。作者さん本来のフィールドであるこの漫画版だと、受ける印象もだいぶ変わってくるような。

独特の肉感的な絵でキャラクターが描写されることによって、「生々しさ」というか「身体感覚」というか、そういうものが小説版よりも増している感じがします。彼氏とのなし崩しなHとか母親との諍いとか、そんなちょっと痛いシーンも含めて。
また、様々に変化する二人の表情や、いろんな意味の込められた細かい仕種。その辺りの表現は、さすがにうまいなあと。
奥付よりも後にある、小説版にはない短いエピローグも良かったです。これを見ると見ないじゃ読後感がかなり違うと思いますんで、お見逃しなきようご注意を。

思わず小説版の方も読み返してみたら、こっちもいいなあ…とあらためて感じました。
作品としてよくできてるのは漫画版の方だという気がするんですが、主人公である由佳里の心情がよりダイレクトに伝わってくるのは、小説版の方かも。(そこは表現方法の違いがあるんで、個人差はあると思うけど)
漫画版では簡略化されてる、ラストの畳み掛けるような数行は、何度読んでもぐっと来てしまいます。
浪漫逃避行
へろへろきゅーなここ十数日だったんですけど、どうにかこうにかやっと落ち着いてきたような兆しが。
これが兆しだけで終わらないことを祈りつつ。

まあ何と言うか、早いとこ浪漫飛行へin the skyしたい気分でいっぱいです。(人それを現実逃避と言う)
3月のマーチ
かなりろくでもなかった2月も終わり。ようやくというかあっという間というか。
3月はもう少し、落ち着けるといいな。
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